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検診とワクチン
2010年、栃木県大田原市が公費で市内の小学6年生の女子児童を対象に
子宮頸がん予防ワクチンの集団接種を決定したニュースは
記憶に新しいことと思います。
子宮頸がんの主な原因であるヒトパピローマウイルスは、
性交渉によって感染します。
そのため性交渉が少なく抗体を生産する能力の高い10代前半で
ワクチンを摂取するのが非常に効果的なのです。
ただ、このワクチンは3回打たなければならないものの
計5万円ほどかかるために金額がネックになりなかなか普及していませんでした。
海外では国で若年層の公費接種を定めている国もあるくらいです。
日本では予防ワクチンが認可されたのが2009年と少し遅いスタートでしたが、
大田原市の画期的な試みが日本でも広がっていくことを期待したいですね。
そして、ワクチンだけでなく確実な予防のために
受けておきたいのが検診です。
子宮頸がんは検診により防げるがんなのです。
ワクチンは主にふたつの型について有効で、
それ以外のウイルス感染を予防することはできません。
世界でもトップクラスといわれる日本の子宮頸がん検診では、
がんになる前の段階で見つけることが可能なのです。
特に子宮頸がんはワクチンの接種と定期的な検診でほとんど防げる病気です。
欧米では高い受診率をほこる検診ですが、
日本ではなかなか浸透していないようです。
がんを「治らない怖い病気」と一方的に怖がる前に、
自分で予防していくことが大事なのです。
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